喪失体験が人生の「楽しみ」に与える影響

北海道の涼しい夏も後半を迎え、車で走るとあちこちに「ひまわり畑」が見られます。

私の住むエリアは北海道の中でも

「ひときわ雄大」ですので広いひまわり畑が広がっています。

私は普段「薔薇」が好きなのですが

喪失三昧で精神的に弱っているので

「ひまわり」から元気をもらおうと思いました。

 

今回のテーマ「喪失体験が人生の楽しみに与える影響」

について書いてみたいと思います。

私は林佳樹(YOSHIKI)さんが好きなのですが

今年3回目でディナーショーに行って来ました。
昨年はヘアセットもメイクもして

恋する乙女(おばちゃんですけど)な気分で

ルンルンで楽しんで来たのに

今年は喪失三昧でまだ復帰できていないからなのか

自分でも理由は分析出来ていないのですが

いつもの「すっぴん&普段着」で

しかもギリギリまで仕事をこなして

会場に向かうという・・

年に1度の生YOSHIKIさんなのに

こんな自分が不思議でした。

気分も「ドヨーン」としているし

同じテーブルに座ったご縁にも

誰とも話したくもないし

飲めないアルコール。。。テーブルにある

YOSHIKIワイン・・「飲めるもん!」と

勝手に強がり。。ゴクゴクと3口飲んで

ディナーが運ばれて来て食しているうちに

心臓がバクバクして来て呼吸が苦しくなって

気づけば喘息が起き・・・具合が悪い(^^;)

途中で何度もイジケテ勝手に帰りたくなる自分を

必死に励まし

なんとか過ごしました。

昨年と大きく違っていて自分でも驚きました。

 

思えば・・・

母が亡くなった17歳の夏から

私は全てにおいてこんな気分だったことを思い出し

グリーフケアの専門家の一人としても

深い喪失体験の後に人生を楽しむことに

罪悪感や

楽しめない感覚

についても知っています。

 

改めて今、似たような状況にあることを再確認しました。

 

落ち込んでいることをダメだと思ってはいません。

人間だから

大切な人や状態を喪失したりしたら

落ち込むのは健全な反応だと知っていますから。

とはいえ

いつ元気になる

というものでもないですし

私にとって喪失はメインテーマでもあるので

早く少し前みたいに元気になりたいなと

思っています。

仕事だけ切り替えて出来ているのは

プロで良かったなと思います。

 

喪失体験が人生の楽しみに対しても影響を与えることは

知識としても経験としても知ってはいましたが

同じ状況になった時に

こんなに生々しく感じられるものなのだと

ある意味「学び」になっています。

 

来年のYOSHIKIさんのディナーショーには

またルンルンして参加できるといいな〜。

人生の楽しみを味わう感覚が戻る日を願いつつ
今与えられたこの試練を

生き抜こうと思います。