父と母という両者の愛が必要な子どもと「恋愛」

YUKARYS STYLEのあべゆかりです。
北海道の弟子屈町は雪が降っていまして

一面真っ白けになっています。

風も吹いているのでプチ吹雪的な感じです。

2019年もあっという間に11月が過ぎようとしていますね。

皆様にとって2019年がどんな年でしたか?

この時期になると1年を振り返って来年に備えることができる

良い時期でもありますね。

私はと言いますと。。

今年は大きすぎる喪失が2つあり結構堪えました。

体調も崩してしまったし

心にぽっかり開いた穴はまだあるので

喪失に弱い私には結構痛いです(;ー;)

仕事は切り替えて楽しくさせて頂いているのでまだ救われます。

皆様の2019年はいかがでしたか?

私同様に良いことも辛いことも両方あったかもしれませんね。

さて

今回は最近の「重複するパートナーシップ」について

書いてみたいと思います。

SNSが発展して

簡単に人と繋がって

連絡が取り合える環境が現代の特徴でもありますよね。

こうした背景があるからだと感じているのですが

セラピストの仕事をさせて頂いていると

トラウマケアや身体の不調のケアに携わっていると

多くの恋愛や結婚の悩みをお持ちの方々と出会います。

そのほとんどが

特定のパートナー以外にもう一人好きな人がいる

というものが「とっても」多いです。

今はあまりに多くいらっしゃるので

当たり前になっていて

全然驚かないです。

私が驚かないので逆に打ち明けて下さった

クライアントさんたちの方が驚かれることも

あります(笑)

私の尊敬する恩師の一人で

精神科医のS先生も

今年2月の私が開催したワークショップの際にも

仰っていましたので

紹介させて頂きますね。

先生は

例えば既婚者として考えたときに

結婚して日々仕事に励んで

イキイキ生きていける活力は

別の恋をしているからであって

そういう相手が居ない人は

仕事に励んでイキイキなんて

生きていけないでしょ

って仰ってました(笑)

そのコメントに沿って考えると

私の元を訪れてトラウマケアを並行しつつ

人生の相談としてパートナーの他に恋をしていると
打ち明けてくださる方々は

ある意味自然なことと言えるかもしれません。

 

結婚制度や戸籍制度について

15年ほど前に

違和感を覚えて色々考えたり

学びに行きましたが

多くの専門家の先生たちが

これは人間が作った管理するための制度であるので

生きた生身の人間に合った制度ではない

しかし法律が国によって定められているので

国によってその考え方や文化は違うとのことを教えて頂きました。

愛人の存在をきっかけに

自殺してしまった母親を持つ者として

不倫という概念は大きなトピックでしたが

今は

この言葉も制度が生んだ言葉だと知って居ます。

 

ある先生と一緒に

色々話している中で

多くの場合(別の形もあります)

子どもには父親と母親という二人の存在から

愛をもらって

成長して大人になっていきますよね。

父という人間の愛と

母という人間の愛

別々の人間ですよね。

この別々の二人から愛をもらうのが一般的に許されているのに

成長していくと

一夫一婦制の文化から

一人の相手しか選んではいけないという

ルールに支配され

それ以外のパートナーシップを持つと

激しくバッシングを受ける

文化の中にいます。

ある意味不思議なことですよね。

 

パートナーシップをみさせて

頂くと

嫌でも

父親に似ている人を選んでいる人や

母親に似ている人を選んでいる人が

結構いらっしゃるんですよね。

容姿が似ている場合もありますが

性格やコミュニケーションが似ていたり

何かしら似ているという方も多いです。

 

恩師の先生に言わせると

パートナーは

「親なき後の親」とのこと

私はまさしく同感です。

 

だとしたら

今私に打ち明けてくださる

多くのクライアントさんたちは

両親同様2人の違う相手に惹かれたり

二人から愛をもらっても

ある意味自然なことなんじゃないかなと

私は思うに至りました。

 

当然セッションの中で

このことを伝えると

みなさま安心されて帰られます。

 

もちろん

法律があるから

法律違反で罰せられることは

知識として知っていることは

必要だと伝えますが

基本私は

クライアントさんの重複するパートナーシップを

許容するセラピストです。

20年の前の私には

不倫は悪で

嫌悪だった人間だったのですがね(笑)

今は

父の気持ちが許容できますし

こころから許せています。

なにせ

何年間も同じテーマ

「父の不倫と母の自殺」でセッション受けてきていますから(笑)

 

よく聞かれるんですが

二人以上相手がいる人は

恋愛依存症やSEXが伴い

不特定多数とのSEXが氾濫している場合は

SEX依存症なだけですよね。

これも良し悪しではなく

生育歴の中にヒントがあるケースがほとんどです。

 

トラウマを癒していく中で

行動は変わるケースも多いです。

 

では

長くなりましたが

今回は重複するパートナーシップ大氾濫の日本の

現状について書かせて頂きました。