YUKARY’S STYLEのあべゆかりです。

 

女性のH事情の記事を書かせて

頂いてから、以前よりも性に関する

相談を受けることが多くなりました。

元々信頼関係が出来てくると

性に関するお話は必ずといって良いほど

カウンセリングの中でテーマになってきていましたが

最近は早い段階で相談内容に上がってくるようになりました。

 

仕事に追われていて実際のデータ分析はしていないので

何とも言えませんが

印象として一番多いのは

パートナーとのHに何かしらの不満を感じていらっしゃる。

二番目に多いのはセックスレスそのもの。

婚姻関係にあって

お子様がいらっしゃる方々で

その後、セックスレスになっていくカップルの多さには

驚いています。

逆に毎日の様にパートナーにSEXを強要されて

疲弊している方も中にはいらっしゃいます。

私は男性のクライアントさんも多いので

男性とも性の話をしています。

特に思春期の男の子のセッションも多いですので

性教育と言う意味でも

性に関する話はフランクにするようにしています。

思春期の子が青年期に入り

パートナーが出来て初体験をした時には

「先生！無事済みました！」と報告してくれます（笑）

親とは話しにくいトピックを

親以外で信頼関係にある大人と

話せることで、より安全な性を意識づけるのも

私たちの仕事のひとつでもあります。

 

先ほどトピックに戻りますが

パートナーとのHに何らかの不満を感じていらっしゃる

方のお話を伺っていると

共通しているのは要するに

「イケない」

「気持ち良くない」に

行きつくようです。

ではどうしたら満足の行くHが出来るのかが大事になっていきますよね。

以前の記事にも書かせて頂いていますが

女性はインサートのみでイケるのは

ほぼ不可能である

というこの現状を男女ともに知っていくことは

大事だと思っています。

このことを知らないと自分が不感症なのではないかとか

パートナーとのHをしても満足いかない自分は異常なのでは

ないかという

持たなくても良い悩みを持ってしまうことにもなりますよね。

逆に男性側として

自分はパートナーをイカせることが出来ないと

自信を失ってしまう可能性もありますよね。

まぁ女性のオーガズムは複雑なんです。

身体だけではなく心も大事なんですよね。

 

 

イギリスのDr.モリソンさんが

オーガズム障害について述べていらっしゃるのですが

それを読むとHでオーガズムを得られない

とか得られにくい

というのはごく一般的であるとのこと。

 

そりゃそうだと私は思うのですが

Dr.モリソンさんは

マスターベーションでオーガズムが得られても

パートナーとのHで得られないのは

それでも障害であるという考えのようです。

う～む個人的には納得いかないです。

 

相談の中でお聴きしていると

皆様マスターベーションではオーガズムは得られていて

パートナーとのHでは得られないという方が多く

 

SEXで少しの気持ち良さはあっても

オーガズムが得られないので不満に終わってしまうが

「それは言えない」というのが主なご意見。

 

相談の2番目に多いセックスレスの方々も

セックスがあった当時のことをお聴きすると

やはり同様だったと仰る方が多いです。

 

オーガズムが得られないのは当然のこととして

割り切ってするもよし

ある程度は楽しめるようですし

ある程度気持ち良さがあれば

十分であとはマスターベーションで得られれば良しという

考えもありです。

 

でもどうしたいか

という質問になっていくのですが

割り切りでも良いけれど

実際にはやはり満足いく時間にしたいというのであれば

どの様なHをしたいのか

自分自身が知っていることや

パートナーに要求できると素敵ですよね。

 

本なども出版されて

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが

アダム徳永さんの「スローセックス」

という言葉。

ネット上で拝見した限りでは定義があって

なるほど～と納得しました。

全てに同意ではありませんが以下の文章には納得でした。

 

「前戯15分・交接5分のセックス、欲望の処理を目的としたセックス、相手を無視した自分勝手なセックス、これらを「ジャンクセックス」と呼び、その対極をなすもの」

 

相談に出てくるSEXの内容はまさにこれに近いように思います。

ジャンクセックスなんて言葉知らなかったです。

確かに・・分かりやすい（笑）

これじゃ不満が残るのも無理はないかも。

 

スローセックス中には

イクかイカないかに捉われず

ゆっくり丁寧にお互いに漂って楽しむ時間に

とのこと、ここも共感です。

 

女性の場合特に

オーガズムが難しいので

ひとまず置いておき

Dr.モリソンさんは

日常の十分な睡眠、リラックス、

イクイカないのプレッシャーを無くし

時間をかけて、ゆっくりと前戯を楽しみ

下着や小物など気分の盛り上がるものを取り入れ

相手に要求する勇気を持って楽しむこととのことでした。

へ～確かにね～。

 

先日紹介してもらって読んだ著書で

代々木忠さんの「つながる」と「プラトニック・アニマル」

その本を相談者の方に紹介させてもらっているのですが

その中にある良いSEXには

「言葉も前戯」

「見つめ合う」

これらが書かれていました。

私には金槌で頭殴られたような衝撃を受けた本です。

 

 

二村ヒトシさんの著書

「なぜあなたは愛してくれない人を好きになるのか」

では

Hの時に互いに

「名前を呼ぶ」

というのもありました。

 

著者の方もタイトルも忘れてしまったのですが

SEXの際に名前を呼ぶだけではなく

愛のある言葉を言うというのも

効果的と書かれていました。超賛成（笑）

 

 

Dr.モリソンさん

アダム徳永さん

代々木忠さん

二村ヒトシさん

 

 

この方々が著書などで提示している

上記に挙げたいくつかの要素を合せると

私たち女性が「気持ち良い」「満足できる」Hになるのかもしれませんね。

 

相談者の方にどうしたいかと

何を望むかを確認すると

これらの要素に近いと仰います。

同時に

好きな人に丁寧に扱ってもらって

愛のあるHが出来たら

イクかどうかはあまり重要ではないかもと

考えが変わる方も多いです。

イケないと悩んでいた方もです。

 

結婚して子供も産んでからは

パートナーとの愛のあるHには時間かける余裕もなく

面倒というご意見もありました。

 

セックスレスの方の中には

手をつないだり

目を合せたり

ハグしたり

一緒にデートしたり

会話したり

普通のことでもいいのでしたいという方も

多くいらっしゃいました。

 

皆様はどうですか？

パートナーとの性に関すること

満足いっていますか？

それとも

もう昔のことで忘れた？（笑）

 

何歳になっても

愛のある関係性を持っていたいですね。

美肌の為にも（笑）マジで（笑）

 

では

語られにくいトピックですが

女性の「美」に

性に関することは大切なトピックだと思っていますので

また赤裸々に書かせて頂きました。

 

前回同様

この手の記事にはアクセス数が跳ね上がるんですよね。

関心があっても

語られにくいことですものね。

皆様の考えるきっかけになったら幸いです。

 

YUKARY’S STYLEのあべゆかりでした！