映画の紹介

皆様こんばんにゃ。

YUKARY’S STYLEのあべゆかりです。
大阪と東京の仕事を終えて昨夜北海道に戻りました。

私は映画館で映画を観るのが好きです。

これも人生の中で豊かな時間でもあります。

大阪の友人に勧めてもらって

ぜんぜん興味が無かったミュージカル映画「グレイテストショーマン」を

昨夜北海道に戻ってからレイトショーで観て来ました。

一言「観て良かったです」

 

こちらの映画も私にとって深く感じ

考えさせられた映画でした。

ネタバレしてしまうので内容について詳細は書きませんが

映画はミュージカル仕立てでセリフを歌で表現するのですが

私の心にズンっと来る歌詞が多かったです。

始めのほうの描写で子供が叩かれる場面で私はひと泣き

その後子どもが歌う場面でまた私はひと泣き

音楽が人を癒したり勇気づけたりすることを知っていますが

改めて音楽の素晴らしさを感じました。

 

※YOU TUBEから曲をご紹介させて頂きますが
映画を観られること、サウンドトラックで楽しまれることをお勧めさせて頂きます。

 

この映画で私が

特に深く響いた曲が

Never Enough

(十分ではない/決して満足ではない)

と訳しておきます。

この歌詞はトラウマを持つ多くの女性に響くのではないかと思います。

 

和訳サイトによっては

強欲な女性の歌だと書かれているものもありましたが

一般的にそのような表現をされるのも無理はないと理解は出来ますが

トラウマケアも専門としている立場として

これは強欲という表現よりも

深いトラウマから来る渇望だと説明したいです。

この映画でもそのことが感じ取れる方もいらっしゃると思います。

 

愛されても愛されても私のこころは砂漠・・・

仕事して認められても・・私のこころは砂漠・・・

 

私は自分と重なって

たくさん泣けました。

たくさんの愛や賞賛、成功が周りにあって

豊かな人生を送ることが出来ているのも事実ですが

人に言えない苦しみもありますし

こんなに多くの仕事をこなさせてもらって

多くの出会いがあって

豊かに仕事をさせてもらっているのに

納税や融資返済などで

やってもやっても足りず

いつもどんな状況でも満足することが出来ない自分に

どこか責める気持ちがありました。

頭では幸せだと分かっているのに

心もどこか満足できない

かといって不幸とは思っていません。

片目の視力のほとんどを失ってもです。

愛は数えきれないほど周りにあるし

幸せも数えきれないほどあると思えます。

でも

時々ふと寂しくて

頑張っても頑張っても納税と融資返済に追われ

時々何のために生きているのか分からなくなる日もあります。

もちろん

周りの愛に気づき

感謝で胸がいっぱいになる日もあります。

そんな私に響いたNever Enough(十分ではない/決して満足はしない)
歌い手さんが

力を込めて

Never ! Never! Never! for me~♪と歌っているのですが

そう・・・

どんなに幸せでたくさんの仕事をしても

私には決して十分ではない

トラウマの渇望の深さは習っていたけれど

改めてトラウマの渇望からくるNever Enoughに気づく映画でした。
映画はそれを描写しています。

 

 

同時に映画は

 

「人と違う自分」に対し

冷たい仕打ちや

理解されない孤独

みじめさを感じつつ

This is me」という曲も勇気がもらえました。

こんな変な自分も・・これがわたしあべゆかり!(笑)

 

最後に・・・

結ばれるわけにはいかない切ない恋をしている方々へ

Rewrite the stars」(星を書き換えよう/運命を書き換えよう)

この曲も切なくて共感でした。

 

今回は映画から3つの曲をご紹介させて頂きました。

英語の分かる方はそのまま歌詞をお楽しみ下さい。

英訳が分からない方は和訳サイトがあるので

そちらでお楽しみ頂くことも出来るかと思います。

 

映画鑑賞は好きなので今まで色々な映画で考えたり

感じたり豊かな時間を過ごすことが出来ています。

今回の映画「グレイテスト・ショーマン」は

私の中の決して満たされない想いに気づかされました。

でも

自分を責めず

あれだけのトラウマを生き残ってきた自分を誇りに思えるし

決して満たされない自分であっても

これが私の人生である

とも言えるので

残された人生を自分なりに豊かに追及し

感じ

今世が終わる瞬間まで

生きていこうと思います。